令和6年11月14日(木)に瀬谷区役所地域防災担当の協力のもと、瀬谷第二小学校地域防災拠点運営委員26名が参加して、避難所運営ゲーム(HUG)を実施しました。
半戸係長より、地震に備える・避難所運営ゲーム訓練とは?の説明から始まり、ゲームの想定(気象状況、被害状況の条件など)が伝えられ、避難所となる瀬谷第二小学校の見取り図を確認してゲームをスタートしました。
参加者全員が避難所の開設・運営を担う立場になり、進行役が様々な事情を抱えた避難者に見立てたカードを、次々に読み上げて、避難者への配慮をしながらの部屋割りや、仮設トイレの配置、支援物資の配布、避難者のニーズへの対応といった出来事に対して、お互いの意見を交わしながら、図面の上に配置していきました。
ゲーム終了後、グループ毎に『感想・意見交換』をしてもらい代表者に発表してもらいました。
意識した点
超高齢者102歳の女性、自宅は半壊、また、78歳のお母さんが高血圧の薬を失くしてしまった、そう言う場合の受入れはどうするかでは、一時預かりとし行政に相談をすることとしたがどうか。
他グループの意見として、半壊なので高齢者であっても、ここまでこれたのだからで帰れる。病
院でないので薬はありません。受付で全て把握させていただいてお帰りいただく。
校舎内のトイレは基本的には使用禁止だが、使ってしまって山盛りになっている。ありえないことだとしているが、使用してしまった場合はどうするか。
他のグループの意見として、仕方がないのでトイレの山盛りは処理します。
女の子5歳と男の子3歳の小さい子だけが避難してきた場合。若い人のところや、同じように小さい子のいるところに入ってもらうのが良いとやったが、小さい子だけで避難してきた場合の対応はどうしたら良いか。
他のグループの意見として、本部・受付の近くの家庭の方に、見守りをしてもらう。
最後に、半戸係長より、「避難所には亡くなった方が運びこまれることがある。いろいろのことが想定されるので意識していて欲しい」とお話しいただきました。
正解な回答はなく、その時その時の状況に応じた最適な考えを、判断し、行動することの大切さを改めて学ぶ貴重な機会となりました。