
8月30日、瀬谷さくら小学校にて、地域防災拠点の秋季防災訓練を行いました。
当日は最高気温37℃の予報でしたので、エアコン設置済みの体育館を中心に、屋外での訓練をなるべく少なくしました。
8時30分に震度7の大地震が発生した、との想定で訓練を開始しました。防災拠点の運営委員・班員は9時に小学校に集合。学校の内外の施設・設備を点検のうえ、防災拠点の開設を宣言しました。
各自治会からは10名程度の方が避難者として参加。それぞれの一時避難所からさくら小学校に集まり、避難者のうち体調が悪い方は「コミスク」に、その他の方は体育館に避難しました。

訓練開始前に、消防団による放水訓練を実施。その後は、避難所設営訓練、ハマッコトイレ組立訓練、移動式炊飯器による炊飯訓練を実施しました。


避難所設営訓練は、避難者一人当たり1m×2mの区割り、屋内テントとエアベッドを組み立てました。

ハマッコトイレは5基設置できますが、今日は1基のみ組立、たまった汚物をプールの水をポンプで流します。


移動式炊飯器でご飯を炊きますが、今回は「おふくろのワザ」(不織布)で炊く方法を試してみました。おにぎりにして参加者に試食していただきました。
閉会式では意見をいただき、「水害時の避難所は?」「エアベッドは床からの高さが少ない」「さくら小で避難者が収容できない時はどうするのか?」「家具の転倒防止、電感震ブレーカーを設置しよう」の意見が出されました。
今回の訓練参加者は、自治会・町内会からは47名、防災拠点からは37名、区役所・消防団などから17名、合計101名が参加していただきました。車椅子の方や子供も参加しました。
防災訓練を繰り返し行うことの重要性を確認しました。