
令和7年11月13日(木)に災害対応力強化の一環として、瀬谷区役所地域防災担当の協力のもと、瀬谷第二小学校地域防災拠点運営委員に対して、避難所運営ゲーム(HUG)を実施しました。
研修会には、運営委員23名と、消防団の方2名、区の地域防災担当の方3名が参加しました。
研修会では6名で一つの班を作り、各班では次々に避難してくる、避難者への配慮をしながらの部屋割りや、仮設トイレの配置、支援物資の配布、避難者のニーズへの対応といった出来事に対して、瞬時に判断して指示を出すことを学びました。
研修会の様子




研修会を通して対応が難しいと思われましたことは
- 自宅が半壊、全壊かは誰が判断するのか
- ペットを連れて避難されてきた場合はどうするか
- 仮設シャワーは何処に設置するか
- 車で避難されてきた方の受入れは可能か
- 旅行者の扱いはどうするか
などでした。
いずれにせよ線引きが難しく、様々な課題を解決できるように取り組んで行く必要があると感じました。
避難所運営ゲーム(HUG)とは
避難所運営を皆で考えるためのひとつのアプローチとして、静岡県が開発した教材で、進行役1名、プレーヤー最大9名を1グループとして、避難者の年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験することができる訓練です。


