2025年1月7日(火)瀬谷第二小学校において、小中学校と地域防災拠点が一体となった防災訓練が行われました。
防災訓練実施に当たっては、小中学校と地域防災拠点が準備を進めてきました。
当日は10時35分に地震が発生したと想定し、小学生は自分の身を守り、先生の指示に従って校庭に一次避難。同時刻には下瀬谷中学校の1年生も瀬谷第二小学校に駆けつけ、瀬谷第二小学校防災部担当の先生や校長先生、地域防災拠点運営委員長から防災についてのお話しを聞きました。
その後、小学1年生から5年生は教室に二次避難し、防災の学習をしました。
小学6年生には、中学生と共に果たせる活動として、トイレ対策、避難所の割振り、備蓄食料の配付など地域防災拠点のメンバーと連携して避難所運営の活動を体験してもらいました。
トイレ対策では、中学生はハマッコトイレ(下水道直決式仮設トイレ)の組立や注水方を学び、ハマッコトイレ4基を組み立てました。小学生はトイレパックの使い方を学び、実際に簡易式トイレ便座にトイレパックの袋を設置。セットした袋にペットボトルで水を入れ、凝固剤を振りかけ固める。また、小学生には負傷者を担架による救出を体験してもらいました。その後、中学生が実施しているハマッコトイレの設置を見学。
避難所の割振り(区割り)訓練では、通路の位置を決め、一人2㎡の避難場所を確保。段ボールベットの組み立てを。何れも、中学生がリーダーとして小学生と一緒に取り組んでいました。
備蓄食料の分配訓練では、中学生が物資を小学生クラス別に仕分けし、仕分けされた物資を小学生が各教室に運び、受け渡したことを運営委員に報告。積極的に訓練に参加する子供たちの姿が印象的でした。
訓練を通して、小中学生と地域防災拠点のメンバーとの交流が深まり、良い学びの機会となりました。今後、子ども達が訓練で経験し感じたことを実践し、災害に強いまちづくりに、地域の担い手として自覚が芽生えてくれることを期待しています。
参加人数 | 701人 |
参加者の内訳 | 瀬谷第二小学校:590人[児童550人、教諭40人] 下瀬谷中学校:88人[生徒80人、教諭8人] 運営委員:20人 瀬谷区役所:3人 |